一般的な歯周病治療

健康保険での歯周病治療

歯肉の検査・歯石取り・歯ブラシ指導での治療です。とにかく健康保険での治療を希望される方の治療内容のご紹介。


まず、健康保険制度では、治療を進めていくにあたりガイドラインと言う指針があります。
この指針に沿って治療を進めなくては保険治療が認められなくなります。

健康保険歯周治療の流れ

1) 口腔内写真撮影:治療前のお口の中を写真に収めて記録します。

2) 歯周ポケット検査:歯と歯肉の間には、元々わずかな隙間(すきま)が存在します。この隙間のことを『歯周ポケット』と言います。
 健康な方では、この『歯周ポケット』の深さは約1~2ミリ程度です。 測定方法は、『プローブ』と言われる細い器具を 歯周ポケットに入れて計測します。歯周病の進行程度を診断するに当たりひとつの重要な検査で、歯周ポケットを1本の歯に対して4箇所測定します。

3) プラークコントロールチェック:プラークスコア(プラークコントロールレコード:PCR)を調べます。これは、O'Leary(オレリー)という人が考え出した、プラーク(歯垢)の磨き残しを表す指数のことです。

プラークスコア(プラークコントロールレコード:PCR)を調べることにより、プラークコントロールがしっかりと出来ているかどうか、どの部分に磨き残しが多いのかなどが分かりますので、それを参考にして患者さんに歯磨きの指導を行ったりすることができます。

また、プラークスコアは一般的に20%以下であれば、良く磨けていると判断されます。【プラークスコア(プラークコントロールレコード:PCR)の算出方法】

1.1歯を頬(唇)・舌(口蓋)・近心・遠心の4区画に分ける。
2.歯面を乾燥させ、歯垢染色剤を綿球で塗布する。(染色剤を薄めてうがいさせる場合もあります)
3.プラークが染め出された歯面数÷検査歯面数×4×100(%)で、PCRを算出。

)X線写真撮影:2)の歯周ポケット検査で得られた数値だけでは歯肉が腫れて出来た数値か骨が溶けたため出来た数値なのかわかりません。そこで、X線写真により実際に骨が溶けているか確認することである程度の判断が出来るのです。

5)診断・治療方針決定:以上の結果からブラッシングの改善により治る可能性があるのか、さらに進んだ治療が必要なのか診断し、治療の方針を決めていきます。


初期治療という治療に入ります

6)スケーリング・ブラッシング指導:必ず、ブラッシング(歯磨き)の出来具合をチェックを行い、必要に応じて磨き方の改善点などの指導をいたします。また、スケーリング(歯石取り)を必要により行います。 (注意:1回でお口の中全体の歯石取りは保険治療では認められないことがほとんどですので、4~6回に分けての処置となるのが通常です。1回での処置がご希望の場合はすべて保険外となります。)

7)歯周ポケット検査2回目:全ての歯石除去が終了したら、およそ2週間後に再評価のための歯周ポケット検査を行います。

8)治療成果の検証・治療計画の見直し:7)の結果から、
①改善し状態が安定していると判断した場合⇒メインテナンスへ
②改善が思わしくない場合⇒更に進めた積極的な治療を行います。



保険での歯周病治療で治らなくて長い間困っている方への治療

積極的な歯周病治療(徹底的な治療):精密な検査と診断を行い専用の機器を用いた徹底的な歯周病菌の除去(バイオフィルムの除去)を行います。

必要に応じて内服薬での治療も行います。
歯周病菌の検査を行い、菌の存在が確認されたら、導入しているクリニックはまだ少ないエアフロマスターピエゾンという機械を併用して徹底的な歯周病菌(バイオフィルム)の除去を行います。必要に応じて内服薬により治療を行います。




治療の流れ

歯周ポケット検査:数値だけでなく歯周ポケット内の現在の炎症状態を詳しく検査
                 ↓
必要に応じて歯石除去を行います。
                 ↓
グリシン(アミノ酸の一つ)パウダーを使用したポケット内の洗浄と感染し汚染された歯根表面を洗浄し綺麗にします。
                 ↓
歯周組織検査による治療効果の評価
            炎症がなく健康な歯周組織になっているか? (YES) → 終了
                (NO)
                 ↓
            再度ポケット内の洗浄と歯根面の洗浄
                 ↓
            以降健康な歯周組織となるまで繰り返します。
            (但し、ほとんどの場合悪くても2~3回で回復しております。)




下の項目をチェックして見ましょう。



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